平成27年度産油国技術者研修等事業 特別研修事業メキシコ特別研修「LNG/LPGコース」実施

倉敷国家石油ガス備蓄基地での現場学習の様子
 
 今回開講のメキシコ特別研修「LNG/LPGコース」は、2014年7月にJOGMECとメキシコ国営石油会社(Petróleos Mexicanos:PEMEX)との間で合意した「石油・天然ガス分野における技術協力に関する覚書」(Memorandum of Understanding:MOU)に基づき実施したもので、本コースは第1回目となります。
 本研修は、メキシコの石油・ガス関連技術者・管理者を対象に、天然ガスの液化技術やプラント管理等のLNG技術、LPGの低温貯蔵技術、計測技術、設備等の制御技術等、LNG/LPGに関する技術や知識を習得することを目的としております。またLNG/LPG技術のみならず、我が国の先進的な天然ガス開発技術の紹介を行い、本格的にガス事業に取り組むことになるメキシコ人技術者・管理者に適合したプログラムとなっています。
 研修内容は、日本人専門家による座学形式講義、日本国内のLNG受入基地等の現場見学に加えて、JOGMECが管理する神栖国家石油ガス備蓄基地においてLPGの受入設備や低温タンクの管理時に必要となる各種設備、品質等の検査機器等に関する技術講義及び現場学習、また同じくJOGMECが管理する倉敷国家石油ガス備蓄基地で地下備蓄基地の原理や管理方法等の講義を行うなど、より実践的な内容を総合的に身につけるコースとなっています。そのほか、日本語教室や浴衣の着付け体験等を通じて日本の文化・社会も紹介することで、日本に対する親近感、信頼感向上に役立てています。
 本研修に参加した16名の研修生は、講義中又は講義終了後も、講師への質問等を積極的に行っている姿が見受けられ、学んだ知識について理解を深める姿勢を強く感じるとともに、研修生同士のディスカッションも盛んに行われていました。また、滞在期間中に交流した日本人の親切な対応や、コースで学んだ日本語や日本の歴史、体験した日本文化を通じて、日本への理解と関心をより深めた様子でした。
 JOGMECは本研修事業を通じ、メキシコの人材育成を行うことにより、同国技術者・管理者の更なる技術等の向上に貢献するとともに、石油・ガス開発分野に留まらない日本企業とメキシコとの関係構築・強化に寄与して参ります。
■ コース概要
1)名称
平成27年度産油国技術者研修等事業 特別研修事業
メキシコ特別研修 「LNG/LPGコース」
2)実施期間
6月22日(月)~7月17日(金)(4週間)
3)対象
メキシコの石油省、国営石油・ガス会社等に所属する技術者等(16名)
→全文を読むhttp://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000014.html?mid=pr_150731
 
神栖国家石油ガス備蓄基地での現場学習の様子
修了式
 

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