ヒューマンタッチ 国内の人材市場動向数値 (建設業界編) 12月

ダイジェスト1.建設業界のトピックス
◆大手住宅メーカーの海外進出が加速し、海外で活躍できる人材ニーズも高まる
 
国内の新設住宅戸数は、2014年には88万戸となり、最盛期であった1996年の163万戸の半分近くにまで落ち込んでいる。また、今後も少子高齢化、世帯数の減少を背景に、住宅の新設市場は縮小すると考えられ、2030年には50万戸台にまで減少するという予測も出ている。
このように厳しい国内の市場環境を背景に、図表1にあるように大手住宅メーカーの海外市場への進出が加速している。これまでは、典型的な内需型産業であった住宅メーカーの海外進出が拡大すると、今までは大手ゼネコンなどの一部企業に限られていた建設技術者へのニーズが、住宅メーカーにも広がりそうである。
例えば、海外で現地の工事会社を管理して、日本の優れた技術や品質管理の手法を導入して工事を進められる施工監理技術者や、海外での用地選定や不動産開発、販売を担うことができる企画・営業人材へのニーズが高まることが考えられる。そのため、グローバルに活躍するキャリア・プランを描いている人にとっても、魅力的な業界になりそうである。【図表1 大手住宅メーカーの海外進出の概況】
                         出典:IR情報・新聞等の報道より作成
2.建設業界の最新雇用関連データ (2015年11月27日公表)(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆建設業の就業者数は516万人(前年同月比98.5%)、雇用者数は419万人(同98.6%)と、いずれも前年を下回る<建設業の就業者数と雇用者数の推移>
                             出典:総務省「労働力調査」より作成
◆建設業の新規求人数は66,649人(前年同月比99.7%)となり、ほぼ前年と同水準<建設業の新規求人数の推移 (新規学卒者とパートを除く)>
                        出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(2)建設技術職の雇用動向
◆建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は4.25倍(前年同月比+0.19ポイント)と、5カ月連続で上昇
◆充足率は前年同月比0.8ポイントの低下で6.4%となり、企業にとって人材確保が困難な状況が続いている<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移 (常用・除くパート)>
                        出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の前年同月比 (常用・除くパート)>
 
(3)建設技能工の雇用動向
◆建設・採掘の職業の有効求人倍率は3.32倍(前年同月比+0.17ポイント)と、6カ月連続で上昇
◆充足率は前年同月比1.9ポイントの低下で11.9%となり、企業にとって人材確保が困難な状況が続いている<建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移 (常用・除くパート)>
                        出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
 
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比 (常用・除くパート)>
 
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2015年12月)http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201512.pdf
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