中川研究所、カゴ取り付けタイプの動線調査システムを開発

中川研究所、カゴ取り付けタイプの動線調査システムを開発

 株式会社中川研究所(所在地:東京都品川区、代表取締役:松村 友邦、以下 中川研究所)は、光ID受信機を薄型化し、買い物カゴに取り付けられる「カゴ対応光ゲート式動線調査システム」を開発したと発表。株式会社フードマーケット・オリンピック(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:金澤王生)の協力を得て、6月17日から23日までOlympic(オリンピック)長原店(所在地:東京都大田区)で運用試験を行った。 中川研究所はスーパーマーケットなどを対象として、ショッピングカートに取り付けた光ID ※1受信機を利用して顧客の動線を調査する「光ゲート式動線調査システム」を開発し、商品化に向けての運用試験を行ってきたが、ショッピングカートを利用しない顧客の動線も把握したいというスーパーマーケット側からの要望を受け、今回新たに買い物カゴに取り付けるタイプの光ID受信機を開発したとのこと。 今回開発した光ID受信機を使って、6月17日から23日までOlympic長原店で運用試験を行った結果、実際の運用上でも問題なく使用できることを確認したとのこと。今後さらに解析を行い、収集したデータをもとにマーケティングでどのように活用できるか検討するとしている。 この動線調査システムでは、光ID受信機を買い物カゴの底に取り付け網目の間(カゴの形状によっては加工が必要)から床反射の光IDを受信する。新型の受信機はカゴの底に取り付けても邪魔にならないよう薄型の筺体を新たに開発したとのこと。 またショッピングカートに比べ、床からの距離が離れるため内部回路も新たに設計し直し、大幅な感度向上を実現している。新設計の回路は消費電力も少ないため、内蔵のリチウムイオン電池で7日間の連続稼働が可能となり、1週間各曜日の動線を取得することができるようになったとしている。なお、光ID送信機は従来のショッピングカート式と共通のため設置調整費用があまりかからないなどの利点を継承しているとした。※1 光ID店舗内の位置を表すID信号のこと。電子情報技術産業協会(JEITA)の規格である「可視光IDシステム」(CP-1222)の通信方式を元に、動線調査システム用に中川研究所独自のカスタマイズを加えている。【光ゲート式動線調査システムとは】 中川研究所は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の民間基盤技術研究促進制度を利用した「LED照明による可視光通信を利用した情報案内サービスに関する研究開発」の成果をもとに、可視光通信技術を応用した「光ゲート式動線調査システム」を2008年に開発。 「光ゲート式動線調査システム」は、天井部や床部に着脱自在な光ID発信装置を設置し、ショッピングカートまたは買い物カゴに装着した光ID受信機で、店内数十か所の位置情報を取得しデータベース化、動線情報として構築・分析できるシステムだ。 他の動線調査システムと比べて、設置調整費用が安価で取得するデータ量も多く、このデータを活用することにより、時系列毎の顧客の動線や滞店時間だけでなく、特定地点の通過率も簡単に抽出することが可能だ。このようなデータベースを活用し、必要な売り場の改善を行い、数値データにより評価を行うといった合理的な店舗運営も可能となる。株式会社フードマーケット・オリンピックhttp://www.olympic-corp.co.jp/group/foodmarket.html株式会社中川研究所http://www.naka-lab.jp/

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