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2010年09月4日10時更新
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業界初、“外壁タイル剥落防止”に斬新な新工法開発

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コンクリート表面をざらざらにし、接着力アップ。従来技術を補完する工法【提供:アクア】
コンクリート表面をざらざらにし、接着力アップ。従来技術を補完する工法【提供:アクア】

 コンクリート下地処理の株式会社アクア(本社:神奈川県川崎市、社長:新庄 謙)は、タイル施工の株式会社大志(本社:神奈川県川崎市、社長:大迫 勝志)の協力を得て、ビル外壁のタイルの剥落防止策として、施工が非常に簡易な新技術「リターダ工法」を開発したと発表した。

 「リターダ工法」は、植物由来のコンクリート凝結遅延剤を使用し、特別な工具も技術の熟練も必要としない新技術。これは、従来は対応しきれなかった高強度コンクリートや狭い足場等に自在に応えることができ、タイルとコンクリート間の接着に対する性能も非常に優れていることから、注目を浴びることが期待される。

 ビル外壁に貼り付けられたタイルは、外的気温等の変化に長いあいださらされると、抗し切れず剥落する例があるという。その防止策は、特に耐震対策の側面から、これまで様々な対策が講じられてきた。しかし、従来技術では、高強度コンクリート、狭い足場などの作業環境では困難が生じていたので、その解決が急務であった。このたび発表された新工法は、これらの影響をほとんど受けないところから、あらゆる状況に応えられるタイル剥落防止工法だという。

 当技術は、各種実験(性能試験・現場試行等)の結果を踏まえ、このたびの発表となったもの。現在、複数の大手ゼネコンで現場施工中。

 新工法は、いわゆる『土間の洗い出し』といわれる技術を応用したもので、コンクリートを形づくる型枠に剥落防止剤(コンクリート凝結遅延材)を塗布し、コンクリートの表面をざらざらにすることで、タイルとの接着力を増そうというもの。

 最大の特徴は、「コンクリートを流し込み、固まった後に型枠を外し、水で高圧洗浄することによって、凝結遅延剤によって完全に固まりきっていないコンクリートが削れ、固まった表面のみが部分的に残ることで、ざらざらとした表面ができあがる」という、簡単に下地処理ができる点。

 作業の段取りに苦労しているゼネコンにとっては、「施工側の都合に合わせた工程が組めるところにも大きなメリットある」(大手ゼネコン)と、反応は上々だ。

 この新工法、今後拡大が予想されるタイル下地処理に大きなインパクトを与える技術と言えよう。

 アクアでは、「リタ―ダ工法」を、従来技術では対応しきれなかった作業環境(高強度コンクリート、狭い足場等)でのタイル剥落防止作業を補完する技術として、各方面に採用を呼びかける予定としている。

株式会社アクア
http://www.k4.dion.ne.jp/~aqua.s/

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